みやこS2025に出走予定のサイモンザナドゥ(今年4月撮影、ユーザー提供:ななみさん)
健康ドリンク「凄十」で知られる(株)宝仙堂社長の澤田昭紀オーナーが、みやこステークス(3歳上・GIII・ダ1800m)の
サイモンザナドゥ(牡5、栗東・小林真也厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。
澤田オーナーは08年に馬主デビュー。13年の丹頂Sを制した
サイモントルナーレ、15年の小倉2歳Sで2着だった
サイモンゼーレ、19年の小倉大賞典の3着馬で、引退後は種牡馬となった
サイモンラムセスなど、個性豊かな活躍馬を所有してきた。しかしながら、JRA重賞は延べ48頭が出走して未勝利。2回の2着が最高着順となっている。
みやこSには
サイモンザナドゥが参戦する。父
アジアエクスプレス、母トゥルーロマンス、母の父アグネスデジタルの血統。澤田オーナーの所有馬では現役唯一のオープン馬となる。ここまで24戦4勝。3勝クラスでは惜敗が続いたものの、前々走の博多Sで1年8カ月ぶりの勝利をゲット。さらに重賞初挑戦となった前走の
シリウスSでも
ホウオウルーレットから半馬身差の2着に健闘し、充実ムードが漂っている。ハンデ戦だった前走に対し、今回は別定戦となる点がカギだが、十分に上位争い可能だろう。
サイモンザナドゥも凄十を飲んで元気いっぱい…とはいかないものの、仕上がりに不足はないはず。是非ともオーナーに初タイトルを届けてほしい。