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矢作調教師インタビュー3 矢作イズムの申し子アメリカンステージでBCスプリントへ「米国の競馬は合っている」  

2025年10月27日 15:10

アメリカンステージ

 ブリーダーズC競走が日本時間11月1日と2日、米国・デルマー競馬場で行われる。日本人最多の海外重賞16勝を誇る「世界のYAHAGI」こと矢作芳人調教師=栗東=は3頭を送り出す。BCスプリント(2日、ダート1200メートル)にはアメリカンステージ(牡3歳、父イントゥミスチーフ)。3歳春に海外遠征で古馬と対戦させた期待馬が再び海を越えた挑戦に打って出る。(取材・構成 山本 武志)

 かわいい子には旅をさせよ―。アメリカンステージには矢作イズムが詰まっている。今春、3歳馬ながらドバイで行われた古馬相手のG3(マハブ・アル・シマール)に参戦。前年のゴールデンシャヒーンの勝ち馬タズに続く2着と健闘した。その後のドバイ・ゴールデンシャヒーンは6着だったが、この遠征にはある意図があった。

 「日本競馬の番組に対して、一石を投じるという意味もありました。ダート1200メートルのオープンがない以上、海外に行くしかなかった。ダートに関してはJRAと地方が協力し合っているわけだから、フォーエバーヤングもそうだが、ああいう強い馬を日本で走らせる番組をつくってほしい。俺だって、日本で条件の合う賞金の高いレースがあれば使いたいですから」

 早い時期に海を渡る矢作流の「英才教育」は高い期待があるからこそだ。

 「経験値は間違いなくあると思います。BCやケンタッキーダービーは調教中もファンがすごい(よく見られる)んだけど、ドバイでフォーエバーヤングと一緒にリードポニーとかにも慣らしていますからね」

 骨折明けだった前走の藤森Sは2着で、思わぬ敗戦を喫した。

 「負けたことがすべてですね。大目標は次だが、あの仕上げでも勝てると思っていた調教師が甘かった。それだけです。フォーエバーヤングじゃないけど、国内の短距離ダートで負けさせてはいけない。それぐらいの器だと思っています。それだけに不本意というか、(馬券を)買ってくれた方に申し訳なかったです」

 本場アメリカに乗り込んでのスピード勝負。過去に日本馬のべ7頭が出走して、5着以内は1度もない。壁が高いことは分かっているが当然、勝負するための遠征だ。

 「春は相手がタズだったからね。今回もストレートノーチェイサーの他にも、イマジネーションナカトミ…。強い馬がいっぱいいるよね。ただ、この馬は父がイントゥミスチーフでアメリカ的ではある。日本の感覚ではあれだけ前に行く競馬だったら、差し馬の方が有利と思うけど、前に行くスピードがあるうえ、そのまま押し切るというのがアメリカの競馬。それはアメリカンステージに合っていると思います」

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