イクイノックスメモリアル2025に出走予定のウィクトルウェルス(今年6月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)
19年のフ
ローラSを制した
ウィクトーリアの2番仔となる
ウィクトルウェルス(牡3、美浦・宮田敬介厩舎)が、日曜東京10Rの
イクイノックスメモリアル(3歳上・3勝クラス・芝2000m)で4連勝を狙う。
ウィクトルウェルスは父
リアルスティール、母ウィクトーリア、母の父
ヴィクトワールピサの血統。母は19年のフ
ローラS、祖母の
ブラックエンブレムは08年の秋華賞の覇者。さらに伯父の
ブライトエンブレムは14年の札幌2歳Sの勝ち馬。同じく
アストラエンブレムはオープンを3勝し、重賞でも2回の2着がある。
ここまで4戦3勝。24年10月のデビュー戦は2着だったが、2戦目から未勝利、ゆりかもめ賞、香港ジョッキークラブTと3連勝。休み休みのローテーションとなっているように、まだまだ成長途上の印象だが、相当なポテンシャルを秘めていることは間違いない。
迎える今回は昇級戦で更なる相手強化となるが、上位人気に推されることは確実だろう。過去4戦と同じく鞍上はC.ルメール騎手。頼れるパートナーを背に、一気にオープン入りを決めてほしい。