「新馬戦」(11月1日、京都)
 19年朝日杯FS覇者
サリオスや今年の阪神牝馬Sを制した
サフィラなどを兄姉に持つ
サリエンテ(牝2歳、父
キズナ、栗東・池添)が、土曜京都5R(芝2000メートル)にC・デムーロとのコンビで初陣を迎える。29日は栗東坂路で4F53秒2-38秒1-12秒3を計時。僚馬
エアニゲラ(3歳未勝利)と併せて先着した。
 池添師は「状態はいいですよ。やるごとに良くなっています」と手応え。
サロミナの子どもを管理するのは5頭目だが、「兄姉とは全然違います。大型馬でスタートは遅いですけど、追い切るごとに体は締まってきています。初戦からいいと思います」と力を込める。
 このきょうだいでは初の
キズナ産駒。「跳びが大きく、瞬発力と言うよりは持久力タイプです」。スケールの大きい期待の若駒が、偉大な兄姉を追い掛ける。