エアファンディタは鼻差で勝利(カメラ・岩川 晋也)
11月2日の京都11R・まほろばS・リステッド(3歳上オープン・芝1600メートル=15頭立て)は単勝10番人気の
エアファンディタ(セン8歳、栗東・池添学厩舎、父ハットトリック)が23年5月の都大路S以来となる約2年半ぶりの勝利を挙げた。勝ち時計は1分32秒5(良)。
スタートは最後方からの競馬となった。3、4コーナーから徐々に進出すると、直線は最内へ切り込んだ。勢いづいて脚を伸ばすと、外から伸びた
ブエナオンダの猛追を鼻差でしのいだ。亀田温心騎手は「スタートあまり良くなかったけど、軽く促して(
ブエナオンダの)浜中騎手の後ろへ。馬場が悪いところでもしっかり脚を使って強い勝ち方でした」と振り返った。
レース後も後ろ蹴りを繰り出すなど、元気いっぱい。池添調教師は「得意の京都で斤量も56キロ。近走で一番軽かった。去勢して体も6キロも戻っていた。ジョッキーが上手に内ついて、最後はかわされたと思ったんですけど、大きい勝利でした。うれしいです」と笑顔を見せた。