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【天皇賞】マスカレードボール 拓いた新時代 無双G1・3連勝!盾男・ルメール秋6勝目「イクイノックスと同じ感じ」

2025年11月03日 06:00

 天皇賞・秋6勝目を飾り、ガッツポーズするルメール(撮影・園田高夫)

 「天皇賞(秋)・G1」(2日、東京)

 やはり、この男には逆らえないのか。秋の盾を射抜いたのは、絶好調ルメールに導かれた1番人気のマスカレードボール。直線半ばで堂々と抜け出し、22年イクイノックス以来、史上6頭目の3歳馬Vを成し遂げた。ルメールは秋華賞(エンブロイダリー)、菊花賞(エネルジコ)に続くG1・3連勝。加えて、天皇賞・秋は直近8年で6勝目となった。2着は同じ3歳馬の3番人気ミュージアムマイル、3着には8番人気のジャスティンパレスが入った。

 検量室が見えると、マスカレードボールの上でルメールは「やったあ!」と両手を突き上げる。3週連続のG1制覇。テン乗りの3歳馬を天皇賞馬へと導き、その先の高みまで期待を膨らませる雄たけびを上げた。

 「イクイノックスと同じ感じだった。若い時はエンジンが掛かるのに時間がかかったけど加速できるようになった。ダービーではじわじわという感じだったのが、きょうはいい瞬発力。同じフィーリングでした」

 3歳秋の天皇賞を起点に海外を含むG1・6連勝。世界一の名をほしいままにしたかつての相棒を引き合いに出しつつ、新相棒の走りをたたえた。思えば、この2頭は皐月賞、ダービーと惜敗していたキャリアも重なる。

 出たなりで好位を狙ったが外からの先行馬が速く、中団に構える。「1歩目は良くて、すぐ前めかと思ったけど、最初のコーナーの手前で他馬も速かったからね。スローから4角手前で突然忙しくなったが、坂を上がってからはフルパワー。すごい走りだった」。前半1000メートル通過が62秒0という超スローの流れからの極限の切れ味勝負は名手も驚く極端な展開。それでも上がり3F32秒3という末脚を駆使して一気に突き抜けた。

 手塚久師も愛馬の走りに舌を巻く。「小学生から中高生くらいに成長した段階で、成人にはまだまだだけど、想像以上の脚を使ってくれた。今後はJRAを代表する馬になってほしい。日本のみならず、世界に名をとどろかせる馬になってほしいね」と、さらなる大化けに期待を込めた。

 「二千から二四なら全く問題ない。ジャパンCか有馬記念も使えると思う」と鞍上は、秋の古馬3冠路線連勝も狙えるという見立て。「オーナーと相談しながらだが、左回りは走るので考えなければ」と指揮官もジャパンC(30日・東京)参戦に含みを残す。マスカレードボールのこの日の走りはきっと、歴史的名馬へと駆け上がる起点になるはずだ。

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