23年のプロキオンSを制したドンフランキーを讃える池添謙一騎手(左)
馬体重607キロで制した昨夏のクラスターC(盛岡)など、ダート重賞を3勝した
ドンフランキー(牡6歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ダイワメジャー)が引退することが4日、分かった。今後は北海道新冠町の優駿スタリオン
ステーションで種牡馬となる予定。
21年6月の阪神・芝1400メートル(馬体重576キロ)でデビュー(2着)。3戦目でダートに挑戦し、初勝利を挙げた。その後は砂の短距離を中心に出走し、24年のドバイ・
ゴールデンシャヒーン・G1では2着。国内外で活躍し、船橋で行われた3日のJBCスプリント・Jpn1(10着)がラストランとなった。
超大型馬として注目を集め、ファンから“ドンちゃん”の愛称で親しまれた。斉藤崇調教師は「よく頑張りました。種馬になれて良かったです。
スピードのある馬で、体もあるし、重宝されると思います。母系もしっかりしているし、いい子を出してほしいです」と期待した。