「みやこS・G3」(9日、京都)
ダート最強世代の一角が復活を果たす。4歳馬
ラムジェットは5日、小牧加(レースは三浦)を背に栗東Eで単走。一杯に追われたラストはステッキも入り、まさに実戦さながら。鋭い伸び脚を発揮して7F96秒4-37秒8-11秒2の好時計をマークした。見届けた佐々木師は「しっかりとやった。ス
トライドも良くていい感じ」と満足げだ。
東京ダービーを制し、JDクラシックでは世界最強馬にまで駆け上がった
フォーエバーヤング、そして目下Jpn1連勝中の
ミッキーファイトらに続く4着。ただ、今季は振るわず、勝利は約1年5カ月も遠ざかっている。「ここ4、5走は敗因がはっきりとしているから。それを取り除けばいいだけ。精神的に楽なことを見つけて逃げることの方が勝っている。ブリンカーも効き目があるし、調教方法も全部変えた」と復活に手応えをつかむ。
ミッキーファイトを完璧に封じ込んだのが京都のユニコーンS。今こそ4連勝を飾った当時の勢いを取り戻す時だ。「前走のコリアCで手応えを感じたし、よみがえらせないといかんからね」と指揮官は力を込めた。