デビューVを飾ったラヴェニュー(カメラ・荒牧 徹)
11月8日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル=13頭立て)は、2番人気の
ラヴェニュー(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎、父
ロードカナロア)が、最後の直線で楽々抜け出して後続に5馬身差をつけて初陣を飾った。勝ちタイムは1分46秒7(良)。
スタートを決め先団の外に構えると、逃げる1番人気の
ミラージュノワール(クリストフ・ルメール騎手)を見ながらの追走。4角入り口では早めの仕掛けで早々に先頭に立つと、一度は後続を待つ余裕も見せながら再度加速し、後続を寄せ付けない完勝劇を演じた。大物感を感じさせるの内容に戸崎圭太騎手は「すごく乗りやすかったです。新馬戦にしてはペースが流れていて、人気馬が前にいて促しつつ、ついて行って早めに先頭になりましたが、脚いろ衰えることなくしっかり伸びてくれました」と素質を評価した。