デビュー戦を勝利で飾ったレオアジャイル(右)(カメラ・荒牧 徹)
11月8日の東京6R・2歳新馬(芝1400メートル=13頭立て)は、7番人気の
レオアジャイル(牝、美浦・杉浦宏昭厩舎、父
ダノンスマッシュ)が、好位2番手から抜け出してデビュー戦を白星で飾った。勝ち時計は1分22秒9(良)。
きっちりとスタートを決めて、逃げた
ルルマーレを見る形で2番手へ。直線では楽に前と馬体を併せに行き、満を持して
ゴーサインを出すとしっかりと加速して、2着の
レピュニットに2馬身半差をつけた。
岩田康誠騎手は「スムーズなレースができましたし、追ってからの反応も良かったです。道中は(ぺースが)遅かったですが、自分の形でレースができました」と、勝利を振り返った。
杉浦調教師は「素直は素直だけど、1回使ってどうなるかな。結構気が良くて、そんなに(調教を)やらなくても走るんじゃないかと思っていて、その通りに走ってくれた。距離的なものは、1回使って短めになるかな。ペース的には、あの馬には一番いいような感じで走れていた」と評価した。