1着になったダイヤモンドノット(カメラ・荒牧 徹)
◆第61回京王杯2歳S・G2(11月8日、東京競馬場・芝1400メートル、良)
好メンバーが集まった2歳重賞は16頭立てで行われ、単勝1・8倍で1番人気の
ダイヤモンドノット(牡、栗東・福永祐一厩舎、父
ブリックスアンドモルタル)が2番手から進め、ゴール前で鮮やかに後続を突き放し、3馬身差をつけて重賞初勝利を飾った。クリストフ・ルメール騎手は2020年
モントライゼ以来、歴代最多を更新する5勝目。福永調教師は昨年のデイリー杯2歳S(
ランフォーヴァウ)以来、1年ぶりの重賞勝利となった。勝ちタイムは1分20秒9。
同馬は芝1200メートルでオープン特別2勝の
ゾンニッヒの半弟。デビュー3戦目となった9月の阪神・芝1400メートルで3馬身差をつけて初勝利。前走のもみじS・オープンは2着だったが、ここで待望の重賞初タイトル獲得となった。
8番人気の
フクチャンショウ(戸崎圭太騎手)が2着。12番人気の
トワニ(菅原明良騎手)が3着だった。
クリストフ・ルメール騎手(
ダイヤモンドノット=1着)「楽勝でしたね。良かった。スタートがとても良かったので自分のペースで走れて、2番手で我慢できて落ち着いて走れていました。位置がちょうど良かったですね。坂を上ってから手応えが良かったですし、そこまでが精いっぱいじゃなかったから、息が入ってもう一度伸びてくれました。能力がありそうですね。前走は負けてしまいましたが、コンディションは良かったですし、福永厩舎のおかげでベストコンディションでした」