京王杯2歳Sを制したダイヤモンドノット(撮影・持木克友)
「京王杯2歳S・G2」(8日、東京)
単勝1・8倍と断然の人気を集めた1番人気
ダイヤモンドノット(牡2歳、栗東・福永)が重賞初挑戦初制覇を飾った。
好スタートから行き脚良く2番手につけると折り合い良く直線へ。持ったまま坂を上がると、残り200メートル手前で先頭に立ち、そのまま後続を寄せ付けずに3馬身差をつけて快勝した。タイムは1分20秒9(良)。2着には8番人気の
フクチャンショウ、3着には12番人気の
トワニが入った。
秋華賞(
エンブロイダリー)、菊花賞(
エネルジコ)、天皇賞・秋(
マスカレードボール)に続いて4週連続JRA重賞Vとなったルメールは「楽勝でしたね。良かったです」と、さわやかな
スマイル。「スタートはとても良かった。前半は自分のペースで走れましたし、我慢ができました。馬は落ち着いて直線もいい感じで坂を上ってからの手応えも良かった。息が入ってもう一度伸びてくれました。能力がありますね」と初コンビとなった相棒の走りをたたえた。
騎手時代に切磋琢磨(せっさたくま)した福永師の管理馬でつかんだ初のJRA重賞タイトル。「前走は負けましたけど、きょうはコンディションが良かったです。福永厩舎のおかげでベストコンディションだった。勝てて良かったです」と、厩舎の仕上げにも感謝していた。