フォーエバーヤングによる日本馬初のBCクラシック制覇に沸き立つ競馬界。その熱狂は
ジャンルを超えている。
11月8日、プロ麻雀のMリーグに所属しているトッププロたちが東京競馬場で行われたトークショー終了後、取材に応え興奮を語った。
フォーエバーヤングのオーナーである藤田晋氏が創立しチェアマンを務めるリーグだけあって、偉業への感動もひとしおの様子だ。
同オーナーが前監督の渋谷アベマズに所属する多井隆晴プロは「最速最強ですよね。世界1位になっちゃいましたから。日本競馬の悲願だし。(
フォーエバーヤングは)僕ですね」と自らの二つ名“最速最強”になぞらえ祝福。
チームメイトの日向藍子プロは「いろいろ見る目がある方ですよね。勝負運が強いですし、サッカーもそうですけど(町田ゼ
ルビアのオーナー)、本人も麻雀強いですし…。そういう
フォーエバーヤングを選ぶ能力がある方が、私たちのことも選んでくれてると思うと…イッヒッヒ」と破顔一笑。多井プロも「
フォーエバーヤングを買ったその目で俺を買ってるから。8年前に(アベマズの)ドラフト1位だから!」と胸を張った。
KADOKAWAサクラナイツに所属する堀慎悟プロは、この日も福島6Rの3連単43万6920円を当てたという競馬好き。穴党らしく「
フォーエバーヤングって出てくると絶対に1番人気じゃないですか。だから、買ったことないんですよ。素直におめでとうございますと思いますけど、BCクラシックも買ってないですし…」と苦笑い。「大井競馬場に
フォーエバーヤングが出たとき(24年
ジャパンダートC)、藤田さんとたまたま会ったんですよ。そのとき社交辞令で
フォーエバーヤングを買う風のことを僕も言ってたんですよ。全然外して買ってましたけどね! そしたらしっかり来て…。口取り式の藤田さんを『次は絶対負けねえぞ』という気持ちで見てました(笑)。
フォーエバーヤングと戦っているんです」とエピソードを明かし、周囲の笑いを誘った。
また、多井プロは馬名にも言及。「あれだけの金持ちになると『もう若さしかいらない』ということなんですよ。だからあの馬名なんです。かわいそうな人なんですよ…」と、目を伏せ「藤田さんをいじれるのは俺だけだから!」とおどけた。