京都11Rの第50回エリザベス女王杯(3歳以上GI・牝馬・芝2200m)は1番人気
レガレイラ(戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒0(良)。1馬身3/4差の2着に4番人気
パラディレーヌ、さらに1馬身差の3着に9番人気
ライラックが入った。
レガレイラは美浦・木村哲也厩舎の4歳牝馬で、父
スワーヴリチャード、母ロカ(母の父
ハービンジャー)。通算成績は11戦5勝。
レース後のコメント
1着
レガレイラ(戸崎圭太騎手)
「ホッとした気持ちと、一番人気の期待に応えられて、嬉しいです。
毎週、毎週、スタッフから具合が良いと聞いていましたが、それは今日跨った時にも感じました。返し馬でも落ち着いていて、良い状態でした。ゲートの中ではじっとしていませんでしたが、ゲートが開くと自分から出ていってくれました。道中は、馬場の良くない内に閉じ込められないように気をつけました。手応えも良く、リズムを取って行けました。直線、他の馬を交わす際、私は必死でしたが、馬はしっかりと反応して伸びていってくれました。
レガレイラにはたくさんのファンがいると思います。これからますます活躍すると思いますので、応援よろしくお願いします」
2着
パラディレーヌ(岩田望来騎手)
「よく頑張ってくれました。結果だけが残念です。この馬をたたえたいと思います。勝った馬は
グランプリホースですし、相手が悪かったとしか言いようがありません。まだ3歳で、もっと良くなると思いますし、これからの成長に期待したいです」
3着
ライラック(藤岡佑介騎手)
「初めて乗っても具合の良さがわかるぐらい、雰囲気は良かったです。石川裕紀人騎手からもこの馬のことについて話を聞いていましたし、折り合いだけ気をつけていきました。最後は一番外に出してほしいと指示を受けていました。馬の力で来てくれたと思いますし、6歳で良く走ってくれていると思います」
4着
リンクスティップ(C.デムーロ騎手)
「いいスタートを切ることができて、好位につけられましたが、コーナーで少し内にモタれるようなところがありました。切れる脚はありませんでしたが、最後まで長くいい脚を使ってくれました。3歳でこれだけ走れれば来年が楽しみだと思います」
5着
ココナッツブラウン(北村友一騎手)
「懸念していたほど体は減らず、当日輸送でも
テンションは落ち着いていました。レースの中で、小さなことですが、こうなればいいということがたくさんありました。勝負になると思っていましたし、申し訳ないです」
7着
サフィラ(西村淳也騎手)
「状態は良かったです。距離も問題ありません。また大きい舞台で活躍してくれると思います」
8着
ヴェルミセル(鮫島克駿騎手)
「
レガレイラの隣の枠でしたし、ついていこうと思っていました。4コーナーは
レガレイラの真後ろをキープしながら走れましたが、直線では瞬発力や脚力が違ったぶんの負けだと思います。きょうのところは力負けでした。馬場はタフでキック
バックも多いのですが、時計も速かったです。もう少し時計のかかる馬場のほうがいいと思います」
10着
ステレンボッシュ(C.ルメール騎手)
「スタートでチャカチャカして、出遅れてしまいました。だんだんポジションを上げていきましたが、3コーナーから4コーナーで不利があって、リズムを崩してしまいました。残念ながらスムーズな競馬ができませんでした」
12着
エリカエクスプレス(武豊騎手)
「
テンションは前走より高くなく、道中はいい感じで運べました。距離が少し長く、外回りがしんどかったのかもしれません」
14着
ケリフレッドアスク(岩田康誠騎手)
「バタッとは止まっていません。馬は落ち着いていました。レースはうまく運べました。ただ、直線は余力がありませんでした」
15着
カナテープ(D.レーン騎手)
「内枠からいいスタートを切って、リズム良く運べました。外を回ったところはあったものの、直線に入っていつものような脚を使えませんでした。スムーズに運んでの結果ですから、距離が長かったのかもしれません」