24年の中京記念と、今年の中山金杯を勝った
アルナシーム(牡6歳、栗東・橋口慎介厩舎、父
モーリス)が現役を引退し、乗馬になることが分かった。管理する橋口調教師と、サラブレッドクラ
ブライオンが11月20日、発表した。
同馬は京都大賞典6着のあと、有馬記念・G1(12月28日、中山)を目指して滋賀・ノーザン
ファームしがらきで調整されていたが、右前脚の種子骨靱(じん)帯炎を発症し、有馬記念出走を断念。関係者間で協議が行われていた。通算成績は28戦7勝。
SNS上でも「アルしゃん」の愛称で多くの競馬ファンに親しまれた
アルナシーム。引退後はラクエ
ドラゴンホースパーク(滋賀県大津市)で乗馬になるためのトレーニングを行う。
橋口調教師「多くのファンに愛された馬で、気性も難しいところもありましたが、こちらも勉強になりました。重賞を2つも勝ってくれて、思い出に残る馬です。たくさんの方に応援していただいて、感謝しかありません」
※なお、現段階では一般公開の予定はなく、ラクエ
ドラゴンホースパークへの問い合わせ等はおやめください。