9日、大井競馬場で行われた第45回東京記念(3歳上、南関東G2・ダート2400m、1着賞金3000万円)は、内田博幸騎手騎乗の1番人気{horse=2001106791:ルースリンド}(牡7、船橋・矢野義幸厩舎)が、中団追走から徐々に進出すると、先に抜け出していた2番人気マズルブラストとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは2分40秒5(不良)。さらに6馬身離れた3着には3番人気ケイアイプラネットが入った。
勝ったルースリンドは、父エルコンドルパサー、母ルーズブルーマーズ(その父Deputy Minister)。祖母は米古牝馬チャンピオンのレイトブルーマー Late Bloomer、伯父にエンズウェル Ends Well(ユナイテッドネイションズH-米G1)がいる血統。
04年2月に美浦・上原博之厩舎からデビューし、9戦0勝で船橋に移籍。移籍後は初戦から4連勝するなどの活躍を見せ、昨年7月のスパーキングサマーC(南関東G3)で重賞初制覇を飾った。その後はJBCクラシック(交流GI)5着、彩の国浦和記念(交流GII)2着、東京大賞典(交流GI)4着など交流重賞でも好走を続け、今年2月の金盃(南関東G2)で重賞2勝目。今回は帝王賞(交流GI)12着以来の出走だった。通算成績33戦13勝(うちJRA9戦0勝、重賞3勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。