<京都11R・マイルCS>一気にスピードアップし後続を突き放すジャンタルマンタル(左)=撮影・長嶋 久樹
◇第42回マイルチャンピオンシップ(2025年11月23日 京都競馬場)
3歳から7歳の各世代の精鋭が京都芝1600メートルに集ってマイルの頂点を争うG1「マイルチャンピオンシップ」が23日に行われ、単勝1番人気の
ジャンタルマンタルが完璧なレースで制し、朝日杯FS、NHKマイルC、安田記念に続く4つ目のG1制覇を飾った。京都は3戦3勝。激戦の中、2着には4番人気の
ガイアフォース、3着には15番人気の
ウォーターリヒトが入った。
配当金は単勝15番で1番人気180円、馬連は6―15で640円、馬単は15―6で870円、3連単は15―6―3で139番人気の5万2470円、3連複は3―6―15で2万3090円となった。
ジャンタルマンタルの完勝だった。好スタートで3番手につけると、逃げる
トウシンマカオを追走。好位で最終コーナーに入ると、川田の合図とともに点火。後続を一気に突き放し、最後まで危なげないレースで春秋マイルG1を制した。レース後、川田は「チャンピオンであることを証明できてホッとしました」と気持ち良さそうに汗を拭った。
▼マイルCS
グレード制導入の1984年に創設。同年と翌年をニホンピロウイナーが連覇し、マイル王者かくあるべしが印象づけられた。ダイタクヘリオス、タイキシャトル、デュランダル、ダイワメジャー、
グランアレグリアが連覇を達成。