今年最後の仕事を終えた誘導馬のカラテをなでる小田切光オーナー
21年の東京新聞杯など重賞3勝の東京競馬場の人気誘導馬・
カラテ(セン9歳)が23日、東京6Rで後方誘導を務めた。飲食店「だしとこな」などを経営する小田切光オーナーも駆けつけて愛馬をねぎらった。
カラテは今月8日に誘導馬デビューしたばかり。オーナーとの久々の再会に、
カラテも耳をピンとして反応。牧場で誕生した直後に触れて以来の
ナデナデに、小田切オーナーは「活躍していた時はコ
ロナ禍だったので、あまり触ってあげられなかったんです。(誘導馬になれて)良かった」と立派に転身を遂げた愛馬に目尻を下げた。現在の担当者から優秀な馬だとほめられると、
カラテもうれしそうにしっぽを
ブンブン。オーナーも「
カラテ君には本当に感謝しかありません」と感無量の様子だった。
馬名の由来は「空手」。なじみやすいネーミングでファンに愛されている。