「
ジャパンC・G1」(30日、東京)
国内外の強豪が集う一戦で、堂々の主役を担うのが3歳馬の
マスカレードボールだ。春のクラシックこそ惜敗が続いたが、古馬と初対戦となった天皇賞・秋でG1初制覇。今年はG13連勝中の欧州最強馬
カランダガンも参戦するが、勢いのある若武者が名手ルメールとのコンビで3歳馬初の「秋盾&
ジャパンC制覇」を狙う。また、データ班は未知の魅力にあふれる
アドマイヤテラを推奨した。
▼傾向(過去10年)
昨年は2着同着。
▼人気
1番人気〈6・1・2・1〉
2番人気〈0・3・3・4〉
3番人気〈2・1・1・6〉
4番人気〈1・1・1・7〉
5番人気〈1・2・1・6〉
勝ち馬全頭、連対馬18頭が5番人気以内と波乱度は低い。
▼
ステップ 天皇賞(秋)〈6・3・4・30〉
京都大賞典〈3・1・0・19〉
秋華賞〈1・2・1・4〉
海外G1〈0・2・0・25〉
神戸新聞杯〈0・1・1・0〉
AR共和国杯
〈0・1・1・13〉
菊花賞〈0・1・0・4〉
天皇賞・秋が最有力
ステップで、勝ち馬は秋盾、京都大賞典、秋華賞組からしか出ていない。
▼前走内容
勝ち馬9頭が4着以内。同8頭が2番人気以内に支持されていた。
▼性齢
3歳馬〈1・5・2・15〉
4歳馬〈4・4・4・37〉
5歳馬〈5・2・3・32〉
6歳馬〈0・0・0・30〉
7歳以上〈0・0・0・20〉
勝ち鞍、勝率とも4&5歳馬が優勢。牝馬は〈3・2・2・17〉と活躍。
▼所属
美 浦〈3・4・1・40〉
栗 東〈7・7・8・65〉
外国馬〈0・0・0・25〉
美浦所属馬の勝利は
アーモンドアイ2勝、
イクイノックス1勝と“超A級”のみ。栗東所属馬が断然優勢で、外国馬は馬券圏内ゼロ。
▼実績
勝ち馬8頭に芝G1での勝利経験があった。
▼決め手
逃 げ〈1・2・1・6〉
先 行〈4・4・3・27〉
差 し〈5・5・5・56〉
追 込〈0・0・0・45〉
勝ち馬9頭が前走の4角を2〜6番手で通過するか、最速上がりをマークしていた。
▼注目馬 全項目クリアはゼロ。減点1は
アドマイヤテラだけだった。昨年の菊花賞で3着に入り、今年の目黒記念で重賞初V。G1で古馬と対戦するのは初だが、未知の魅力にあふれている。(記録室)