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【東京スポーツ杯2歳S】21年イクイノックス以来のルメール騎手&木村調教師コンビでV パントルナイーフ、G1・6連勝の先輩名馬に続くぞ

2025年11月25日 06:10

後続を頭差で退けたパントルナイーフ(右)が重賞初V(カメラ・荒牧 徹)

◆第30回東京スポーツ杯2歳S・G2(11月24日、東京競馬場・芝1800メートル、良)

 第30回東京スポーツ杯2歳S・G2は24日、東京競馬場で行われ、3番人気のパントルナイーフが中団追走から直線で鋭く抜け出し重賞初制覇。21年の勝ち馬イクイノックスと同じクリストフ・ルメール騎手(46)=栗東・フリー=と木村哲也調教師(53)=美浦=の“黄金コンビ”が出世レースを制し、世代の主役候補に名乗りを上げた。

 偉大な厩舎の先輩が歴史に名を刻んだ府中の直線を力強く駆け抜けた。パントルナイーフは、残り2ハロンあたりからルメールのアクションに応えてスムーズに加速。最後はゾロアストロが外から脚を伸ばしてきたが、先頭を譲ることなく頭差で振り切った。鞍上は「坂を上ってフルスピードをお願いしたときにギアアップして、ゴールまでよく頑張ってくれた」と3戦目で重賞を制したパートナーをたたえた。

 一戦ごとに確実な良化を見せている。初戦は上がり33秒1の末脚を繰り出すも2着。初勝利を挙げた前走はゲート入りを嫌って再審査を課されていた。「デビュー戦の時は“超・子ども”でした。レースごとに強くなってきて、自分の仕事を分かってきた」。厩舎の日々の取り組みもあって、この日は鞍上の意のまま。序盤のペースが速いとみると無理に位置を求めずに折り合いを重視。「長い手綱でリラックスして走れました。僕たちのポジションも良かったです」。スムーズに理想的な位置に収まったことも勝因の一つだった。

 無敗の3冠馬コントレイルや今年の日本ダービー馬クロワデュノールも制した2歳戦屈指の出世レース。3日間開催で5勝を挙げて124勝とし、全国リーディング単独トップに躍り出た名手にとっては、同じ木村厩舎所属でG1・6連勝を達成して引退した21年イクイノックス以来の制覇だった。「いい未来だと思います。目標はG1。まだ強くなったらトップレベルで走れる」と新たなスター候補の可能性にお墨付きを与えた。(浅子 祐貴)

 ◆パントルナイーフ 父キズナ、母アールブリュット(父マクフィ)。美浦・木村哲也厩舎所属の牡2歳。北海道新冠町・新冠橋本牧場の生産。通算成績は3戦2勝。総獲得賞金は4704万1000円。重賞初勝利。馬主は(有)キャロットファーム。

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