ラヴズプレミアムの母ラヴズオンリーユー(撮影:下野雄規)
名牝
ラヴズオンリーユーの初仔となる
ラヴズプレミアム(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)が、日曜東京6Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。
ラヴズプレミアムは父
エピファネイア、母ラヴズオンリーユー、母の父ディープインパクトの血統。母は19年のオークス、21年のクイーンエリザベスII世C、BCフィリー&メアターフ、香港Cの覇者。伯父の
リアルスティールは16年のドバイターフの勝ち馬。遡れば4代母は歴史的名牝のミエスク(
Miesque)なので、近親にはキングマンボ(Kingmambo)や
イーストオブ
ザムーン(
East of the Moon)、
ルガルなどの名馬が並ぶ。馬名の意味由来は「母名の一部+高級、上質。母名より連想」。DMMバヌーシーにおいて総額1億8000万円で募集された。
ここまで坂路やCWを併用して、しっかりと乗り込まれてきた。特筆するような時計は出していないが、優に水準レベルはある。母に一歩近づくデビュー勝ちといきたい。