季節は一気に冬気配。そんな今週の開催は「東京・京都」2場。ともに今年ラスト開催となります。
重賞は3つ。なかでも注目は、ジャパンカップ(GI・東京・芝2400m)。今年も豪華なメンバーによる一戦となりそうです。
それでは出走予定メンバーを確認しておきましょう。
まず人気になりそうなのは、
マスカレードボール(牡3・美浦・手塚厩舎)。日本ダービーでは
クロワデュノールの2着。しかし秋初戦の前走・天皇賞(秋)では1番人気に応えての1着勝利と世代トップクラスの実力を示しました。
対するは、同世代のダービー馬・
クロワデュノール(牡3・栗東・斉藤崇厩舎)。日本ダービー後はフランス遠征。G1凱旋門賞では重馬場に苦しめられて14着と能力を発揮できませんでした。今回は直前まで出走検討されましたが、参戦となれば人気上位は必至でしょう。
次いでは昨年のダービー馬
ダノンデサイル(牡4・栗東・安田厩舎)。この馬も今年はGII・AJCC勝利から海外遠征へ。G1ドバイSCでは、今回来日している
カランダガンに勝っての1着。この馬も能力の高さは疑うところのないところです。
ほかにも、その海外馬
カランダガン(セ4・海外・
グラファー厩舎)が参戦。G1・クイーンエリザベスII世Cを勝っている
タスティエーラ(牡5・美浦・堀厩舎)。前走天皇賞(秋)3着
ジャスティンパレス(牡6・栗東・杉山厩舎)。昨年2着だった
シンエンペラー(牡4・栗東・矢作厩舎)などなど。目移りするような豪華メンバーで今年も
ジャパンCが行われます。
こんな難解メンバーでチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値は出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。簡単には拾えない一変する可能性の高い人気薄や、危険な人気馬も数字で察知。調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップしてくれる馬券作戦の心強い味方です!
それでは11月28日(金)に出た『
ジャパンC』の調子偏差値速報をお届けしましましょう。
現在、1番人気が予想されている
マスカレードボールは偏差値75で1位となりました。同馬は日本ダービー、天皇賞(秋)に続いて今回も同値。調子の面ではまったく問題はないといえそうです。あとは外目になった枠順がどう影響するかでしょう。ちなみに昨年も偏差値75で1位の
ドウデュースが勝利していました。
次いで2番人気が予想される
クロワデュノールは偏差値69で6位でした。前2走が海外なので数値は出ていませんが、日本ダービー時の偏差値75から比べると、やや物足りない数字かも…。
次いで今のところ3番人気が予想されている
ダノンデサイルは、偏差値74での3位となっています。こちらも海外を挟んでいますが、国内ではAJCC時と同値となっています。
気になるのは偏差値2位になっている伏兵の存在かも。こちらも是非チェックしておいてください。
あなたの本命馬はどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をレース予想の参考にしてみてはいかがでしょうか。
なお日曜日・東京11RウェルカムS(3勝クラス・芝2000m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。