JRA最後のステイゴールド産駒として、障害レースで走っていた
マイネルヴァッサー(牡12歳、美浦・土田稔厩舎)が11月22日の障害オープン(13着)を最後に現役を引退することがわかった。サラブレッドクラブ・ラフィアンがホームページで発表した。これにより、JRA所属のステイゴールド産駒はいなくなる。
同馬は2016年の1月にデビューし、平地で勝つことはできなかったが障害戦に転向。6歳の19年4月に待望の初勝利を挙げた。22年の春麗ジャンプSを勝つなど、障害戦で4勝をマークした。全成績は70戦4勝だが、障害レースで64戦して落馬がなかったように、飛越に安定感があった。
父ステイゴールドは2001年の香港ヴァーズを勝つなど、G1戦線で活躍。05年から産駒がデビューすると、
ドリームジャーニー、
ナカヤマフェスタ、
オルフェーヴル、
ゴールドシップ、障害の王者
オジュウチョウサンら、個性派や実力馬を多数輩出して、日本の競馬界に多大な貢献をした。