◆第59回ステイヤーズステークス・G2(12月6日、中山競馬場・芝3600メートル)
第59回ステイヤーズS・G2(12月6日、中山)に出走する
ホーエリート(牝4歳、美浦・田島俊明厩舎、父
ルーラーシップ)は重賞初制覇が目の前まで迫っている。
ここまで重賞で2着3回。今年の中山牝馬Sでは8月に新潟記念を勝った
シランケドと頭差、目黒記念は昨年の菊花賞3着馬
アドマイヤテラと首差の接戦と一線級相手に互角の力を示してきた。前走のアルゼンチン共和国杯も6着ながら0秒2差。「何とか重賞を勝たせないといけないと思っている」と田島調教師は使命感を抱いている。
今回は一気の距離延長で平地最長距離の重賞に挑戦。田島師は「経験がないし、長丁場は完全にOKとは言えないが、こちらとしては大丈夫だろうと想定して選択した」と経緯を説明。1週前追い切りでは相変わらず軽快な動きを見せており、「レースに向けて順調だし、折り合いが悪い馬ではないので、長距離のペースでも収まると思う」。マラソンレースでの新境地に期待する。