◆第26回チャンピオンズC・G1(12月7日、中京競馬場・ダート1800メートル)

　今年のチャンピオンズCには、ジャパンダートクラシック・Jpn1勝ち馬のナルカミ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父サンダースノー)などG1級勝ち馬5頭を含む24頭が登録。ダート界の王者を決める一戦の馬券の参考になる記録を紹介する。

　◆G1級勝ち馬は14年以降10勝と盤石！？

　舞台を中京に移した2014年以降の11回で、G1級勝馬は10勝。今年はナルカミのほか、昨年のフェブラリーS勝ちのペプチドナイル、ウィルソンテソーロ、メイショウハリオ、ラムジェットの5頭が出走を予定。

＜G1級馬の出走頭数と最先着馬＞

・2014年　10頭　ホッコータルマエ　〈1〉着

・2015年　　9頭　サンビスタ　　　　〈1〉着

・2016年　　5頭　サウンドトゥルー　〈1〉着

・2017年　　6頭　ゴールドドリーム　〈1〉着

・2018年　　6頭　ルヴァンスレーヴ　〈1〉着

・2019年　　7頭　クリソベリル　　　〈1〉着

・2020年　　8頭　チュウワウィザード〈1〉着

・2021年　　9頭　テーオーケインズ　〈1〉着

・2022年　　3頭　テーオーケインズ　　　4着

・2023年　　7頭　レモンポップ　　　〈1〉着

・2024年　　5頭　レモンポップ　　　〈1〉着

　◆5歳馬が勝ち星最多　7歳以上は苦戦

　今年は3歳から9歳まで7世代の馬が登録。本レースでは5歳馬が11勝と最多勝を挙げている。また、3歳限定戦を除いた今年のJRAダート重賞(11レース)でも、5歳が7勝で他の世代を大きくリードしている。

＜年齢別の3着以内回数＞

3歳　　　　【　5・3・6】

4歳　　　　【　4・4・6】

5歳　　　　【11・8・4】

6歳　　　　【　5・8・5】

7歳以上　　【　0・2・4】

※【】内は1着、2着、3着の回数

　

　◆3歳馬の優勝は過去10年で2回、馬券圏内も6頭とやや苦戦！？

　人気を集めそうなナルカミ、ルクソールカフェはともに3歳馬。勝てば2019年クリソベリル以来6年ぶり6頭目。過去10年では18頭が出走し2勝(11・1％)で、馬券圏内も6頭(33・3％)でやや苦戦か。

＜3歳馬の成績(過去10年)＞

・2015年　ノンコノユメ　　　　　2着(3)

　　　　　　　ダノンリバティ　　　12着(9)

・2016年　ラニ　　　　　　　　　9着(8)

　　　　　　　ゴールドドリーム　　12着(2)

・2017年　ローズプリンスダム　12着(14)

・2018年　ルヴァンスレーヴ　〈1〉着(1)

　　　　　　　オメガパフューム　　　5着(4)

　　　　　　　ヒラボクラターシュ　　9着(11)

・2019年　クリソベリル　　　〈1〉着(2)

　　　　　　　ワイドファラオ　　　14着(9)

・2020年　カフェファラオ　　　　6着(2)

2021年　　ソダシ　　　　　　　12着(2)

・2022年　クラウンプライド　　　2着(4)

　　　　　　　ハピ　　　　　　　　　3着(6)

　　　　　　　ノットゥルノ　　　　　8着(5)

・2023年　ドゥラエレーデ　　　　3着(9)

　　　　　　　セラフィックコール　10着(2)

・2024　年　サンライズジパング　6着(4)

※()内は人気