勝島王冠で連覇を飾ったキングストンボーイ(手前)。吉原寛人は区切りの地方重賞200勝目となった
第17回勝島王冠・S2は3日、大井競馬場で古馬12頭が1800メートルを争った。1番人気に推された
キングストンボーイが直線で抜け出し、
ナンセイホワイトに3/4馬身差をつけて優勝。昨年に続く連覇を果たし、東京大賞典・G1(29日、大井)への優先出走権を獲得した。鞍上の吉原寛人騎手(42)=金沢・加藤和義厩舎=は、地方競馬重賞通算200勝を達成。このレースをもって引退する昨年のNAR
グランプリ年度代表馬
ライトウォーリアは3着だった。
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キングストンボーイ 父
ドゥラメンテ、母ダイワパッション(父フォーティナイナー)。大井・渡辺和雄厩舎所属の騸7歳。北海道新ひだか町・田上徹氏の生産。通算25戦6勝(うちJRA18戦2勝)。総獲得賞金は1億7523万7000円(うちJRA8178万7000円)。主な勝ち鞍は勝島王冠・S2(24年)、報知
グランプリC・S3、ブリリアントC・S3(25年)。馬主は吉田和美氏。