調教師試験に合格した藤岡佑介騎手(カメラ・岩田 大補)
JRAは12月11日、令和8年度の新規調教師試験の合格者を発表し、現役ジョッキーの藤岡佑介騎手=栗東・フリー=、和田竜二騎手=栗東・フリー=ら計4人が合格した。
藤岡佑介騎手は同期に川田将雅騎手、津村明秀騎手、丹内祐次騎手、吉田隼人騎手などがいる。父は藤岡健一調教師、弟の藤岡康太さんもJRA騎手として活躍した。2004年に栗東の作田誠二厩舎所属でデビューした。2005年、
アズマサンダースに騎乗した京都牝馬Sで重賞初制覇。
2018年のNHKマイルCで
ケイアイノーテックに騎乗してG1初制覇を飾った。2024年のフェブラリーSを
ペプチドナイルで勝つなど、これまで重賞48勝を含むJRA通算1101勝を挙げた。
今年も中山金杯を
アルナシームで制し、エリザベス女王杯では9番人気の
ライラックを3着に導くなど、確かな手腕を発揮している。22年の騎手生活にピリオドを打ち、トレーナーとしての道を歩むことになる。
藤岡佑介騎手「試験で結果が出てホッとしています。いろいろな方に協力していただき、応援していただいたので、いい報告が出来て良かったです。働きやすい厩舎にしたいですね。22年間の経験を生かして、いろいろな人に応援してもらえる厩舎にしたいです」
藤岡健一調教師「ホッとしています。いろいろあったので、受かって良かったと思います。これからはラ
イバルになるので、負けないように頑張ります」