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メイショウタバルが再現なるか 逃げ切り勝ちとなった4回の有馬記念を回想

2025年12月24日 07:00

17年の有馬記念はキタサンブラックが制した(17年12月撮影、ユーザー提供:ひとみさん)

 今年の有馬記念には宝塚記念覇者のメイショウタバルが参戦予定だ。春のグランプリと同じく逃げるのかどうかが、レース序盤の最大の注目点といえるだろう。そこで今回は84年のグレード制導入以降、逃げ切りが決まった4回の有馬記念を紹介したい。

 まずは92年のメジロパーマーだ。同年の宝塚記念を制したものの、秋は京都大賞典が9着、天皇賞(秋)が17着。そのため有馬記念ではブービーの15番人気に甘んじたが、人気薄でこそ怖いのが逃げ馬だ。迷うことなくハナを切ると、レース中盤からはダイタクヘリオスと2頭で大逃げの形に。3角で一旦は2番手に下がったが、4角手前で先頭を奪い返してリードを広げる。さすがにゴール前は失速したものの、レガシーワールドの猛追をハナ差凌ぎ、春秋グランプリ制覇を成し遂げた。

 2頭目は95年のマヤノトップガンだ。好位抜け出しが勝ちパターンだった同年の菊花賞馬だが、この日は田原成貴騎手が逃げを選択。道中でスローに落とし、4角手前から急加速したところで態勢は決した。ナリタブライアンやヒシアマゾンなどの実力馬が伸びを欠く中、2着のタイキブリザードに2馬身差の完勝だった。

 そして3頭目が08年のダイワスカーレットである。このレースは安藤勝己騎手が実に巧みだった。13番枠からハナを奪うと、序盤は速めのラップを刻みつつ、道中でしっかりと息を入れてスタミナを温存。そして3角手前から再びペースアップ。後続の脚をなし崩しに使わせて、1番人気に応える勝利を手にしたのだった。

 最後の4頭目が17年のキタサンブラックだ。このレースがラストランとなるスターホースが、武豊騎手に導かれてマイペースの逃げ。後続のマークも緩く、上がりをまとめて1馬身半差の快勝だった。当時の史上最多タイとなるJRAのGI・7勝目を挙げるとともに、テイエムオペラオーを上回るJRA最多獲得賞金記録を樹立。最終レース終了後にはお別れセレモニーが行われ、多くのファンが拍手を送った。

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