友道厩舎ゆかりの血統のアンバーウェイヴス(撮影・石湯恒介)
「新馬戦」(21日、阪神)
G1・2勝の
ヴィブロスを母に持つ
アンバーウェイヴス(牝2歳、父
ドレフォン、栗東・友道)が日曜阪神5R(芝1800メートル)に坂井でデビュー。友道師は「1週前倒しで使います。先週も今週も動きはいいですよ」と調子を見極め、出走を決断した。
母の初勝利も芝1800メートルだった。
ドレフォン産駒が芝で挙げた全78勝のうち56勝がマイル以下の距離だが、「マイルよりも千八でゆったり運べたらいいと思います」と適性を見定めた。
ハルーワソングから続くこの一族は、まさに厩舎ゆかりの血統だ。
ヴィブロスの子も全て管理し、きょうだい全てが勝ち上がっている。「母には似ていないです。きょうだい全頭違うんですよね」。一族を熟知する名伯楽が自信を持って送り出す。