16日、水沢競馬場で行われた第36回南部駒賞(2歳、ダート1600m、1着賞金500万円)は、関本淳騎手騎乗の1番人気{horse=2006101603:ワタリシンセイキ}(牡2、岩手・三野宮通厩舎)が、最後方追走から向正面で一気に進出すると、直線に向いて抜け出し、9番人気マヨノエンゼルの追撃をアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分43秒3(良)。さらに3馬身差の3着には2番人気アラベスクシーズ(北海道)が入った。
勝ったワタリシンセイキは、父ビワシンセイキ、母はJRA2勝・地方1勝のシャトーサウザンド(その父プラウドデボネア)という血統。今年7月にデビューし、3戦目で初勝利。前走の若駒賞(盛岡)で重賞初制覇を飾っており、今回の勝利でダートでは5戦5勝となった。通算成績9戦5勝(重賞2勝)。