30日(日)に東京競馬場で行われるジャパンC(GI)に出走予定のシックスティーズアイコン(英)、パープルムーン(英)の調教状況と、今朝行われた共同記者会見における関係者コメントが27日、JRAより発表された。
※東京競馬場 天候:曇、馬場状態:芝 良
・シックスティーズアイコン Sixties Icon(牡5)
【調教状況(マイケル・デナーロ厩務員騎乗)】
調教時間…7:48〜8:05
調教内容…(芝コース使用)右回り 速歩1/2周、左回り 速歩、強いキャンター
【デイビッド・ブラッドリー攻馬手の話】
「調子は大変よいです。輸送疲れもなく、元気で順調な仕上がりです。今朝は、馬場に慣れさせるだけの調教でしたが、ブリーダーズC出走後も、輸送の合間に強い調教をしてきたので、レースまで強い追い切りはしない予定です。海外では、通常どおりの調教パターンです。英国にいる時から調子はよく、大きなレースがもうひとつ残っていることが分かっているようでした。ペースが速くなり、5〜6番手から段々上がっていく展開になれば、最高のパフォーマンスを発揮できると思います」
・パープルムーン Purple Moon(セン5)
【調教状況(ニリナ・ラコトアイソア厩務員騎乗)】
調教時間…7:47〜8:05
調教内容…(芝コース使用)左回り 速歩1/2周、軽いキャンター(1周弱)
【C.ベネット氏(馬主)の話】
「ジャパンCのような大レースに参加できて嬉しく思います。東京競馬場は、馬場の質がとてもよく、どの馬にも勝つチャンスがあるでしょう」
【L.クマーニ調教師の話】
「今日は、東京競馬場での調教初日なので、リラックスさせようと思い、軽めの調教にしました。期待どおりの動きで満足です。日曜日には状態が100%になることを願っています。アルカセットと比べるのは難しいですが、ベストの状態で来ているのでそれだけで満足です。明日は、それ程強く追う予定はありません。ニューマーケットで調教してきており、状態も良いのでそれで十分でしょう」
【J.スペンサー騎手の話】
「馬の動きは大変良かったです。追い込み馬らしいパフォーマンスを披露できればと思います。ジャパンCは3回目の騎乗ですが、速いペースになるレースとの印象があり、これはパープルムーンに向いていると思います。まずは、中団でよい位置取りが取れればと思います」