6日、中山競馬場で行われた第42回ステイヤーズS(3歳上、GII・芝3600m)は、横山典弘騎手騎乗の6番人気
エアジパング(セン5、栗東・藤原英昭厩舎)が、好位の内から直線に向いて伸びると、レース途中から先頭に立っていた1番人気
フローテーションをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは3分48秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には11番人気
トウカイエリートが入った。
勝った
エアジパングは、父エルコンドルパサー、母がJRA3勝の
エアパッション(その父Halo)という血統。叔父に02年NHKマイルC(GI)2着の
アグネスソニックがいる。05年9月にデビューし、4戦目で初勝利。今年5月の烏丸S(1600万下)を3連勝で制してオープン入りを果たした。昇級後は札幌日経OPの3着が最高で、重賞初挑戦となった前走のアルゼンチン共和国杯(GII)は15着に敗れていた。通算成績16戦6勝(重賞1勝)。
鞍上の横山典弘騎手は
サイレントプライドで制した富士S(GIII)に続く今年のJRA重賞10勝目で、通算104勝目。管理する藤原英昭調教師は
トーホウアランで制した京都大賞典(GII)に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算では18勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。