7日、小倉競馬場で行われた第43回小倉大賞典(4歳上、GIII・芝1800m)は、横山典弘騎手騎乗の7番人気
サンライズマックス(牡5、栗東・増本豊厩舎)が、中団追走から直線に向くと、馬群の間を突いて伸び、1番人気
ヤマニンキングリーに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分44秒9(良)。さらにクビ差の3着には5番人気
ミヤビランベリが入った。
勝った
サンライズマックスは、父ステイゴールド、母グリーンヒルマック(その父ダンシングブレーヴ)。伯父に
ミラクルオペラ(マーキュリーC-交流GIII、白山大賞典-交流GIII)がいる血統。07年中日新聞杯(GIII)を3連勝で制して重賞初制覇を飾ると、昨年の
エプソムC(GIII)で重賞2勝目をマーク。前走の毎日王冠(GII)は14着に敗れており、今回はそれ以来約4か月ぶりのレースだった。通算成績14戦6勝(重賞3勝)。
鞍上の横山典弘騎手は
ネヴァブションで制したAJCC(GII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算108勝目。小倉での重賞制覇は初となり、JRA全10場重賞制覇へ向けて残すは新潟のみとなった。また、管理する増本豊調教師は
キングジョイで制した昨年の中山大障害(JGI)に続くJRA重賞制覇で、通算では17勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。