ダイヤモンドS、モンテクリスエスがレコード勝ち

2009年02月15日 15:45

 15日、東京競馬場で行われた第59回ダイヤモンドS(4歳上、GIII・芝3400m)は、北村宏司騎手騎乗の2番人気{horse=2005103133:モンテクリスエス}(牡4、栗東・松田国英厩舎)が、後方追走から徐々に進出すると、直線で鋭く伸び、12番人気ブレーヴハートに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分29秒4(良)のコースレコード。さらに1.1/4馬身差の3着に7番人気スノークラッシャーが入った。1番人気フローテーションは先行争いから失速し、12着に敗れた。

 勝ったモンテクリスエスは、父シンボリクリスエス、母が93年京都4歳特別(GIII)を制したケイウーマン(その父ラストタイクーン)。半兄に06年札幌記念(GII)3着のマチカネキララ(父サンデーサイレンス)がいる血統。

 昨年1月にデビューし、3戦目で初勝利。青葉賞(GII)で3着に入り日本ダービー(GI)に出走したが16着と敗れ、その後もラジオNIKKEI賞(GIII)15着、神戸新聞杯(GII)10着と重賞戦線では苦戦が続いた。昨年12月のグッドラックH(1000万下、中山・芝2500m)を勝ち、前走の迎春S(1600万下、中山・芝2500m)はビービーファルコンからハナ差の2着だった。通算成績15戦4勝(重賞1勝)。

 鞍上の北村宏司騎手は、昨年のセントライト記念(GII、ダイワワイルドボア)以来のJRA重賞制覇で通算13勝目。管理する松田国英調教師は、昨年の有馬記念(GI、ダイワスカーレット)以来のJRA重賞制覇で通算48勝目となった。

 なお、従来のレコードタイムは06年2月12日のダイヤモンドSでマッキーマックスが記録した3分30秒3(良)で、今回これを0.9秒更新した。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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