4日、大井競馬場で行われた第19回東京シティ盃(4歳上、南関東G3・ダート1200m、1着賞金1500万円)は、御神本訓史騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.4倍){horse=2002102938:フジノウェーブ}(牡7、大井・高橋三郎厩舎)が2番手追走から、逃げ粘る6番人気トップサバトンの追撃を振り切り、同馬にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒4(不良)。さらに3馬身差の3着に9番人気プリュネルが入った。
勝ったフジノウェーブは、父ブラックタイアフェアー、母インキュラブルロマンティック(その父Stop the Music)。半兄に06年富士S(GIII)を勝ったキネティクス(父フォーティナイナー)がいる血統。
04年9月に笠松でデビューし、2勝を挙げ05年に現厩舎へ移籍。06年5月から07年の東京シティ盃(南関東G3)、マイルグランプリ(南関東G2)まで10連勝という快進撃を見せ、07年のJBCスプリント(交流GI)を制して地方馬初のJBC(クラシック含む)制覇という快挙を達成した。昨年10月の東京盃(交流GII)で久々の勝利を挙げ、中央に遠征したカペラS(GIII)は8番人気の3着に好走。前走の根岸S(GIII)は9着に敗れていた。通算成績36戦18勝(うちJRA4戦0勝、重賞5勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。