JRAは13日、重賞2勝の
ペールギュント(牡7、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、同日付でJRA競走馬登録を抹消したと発表した。今後はフランスで種牡馬入りする予定。
ペールギュントは、父サンデーサイレンス、母は94年桜花賞(GI)2着の
ツィンクルブライド(その父Lyphard)という血統。
04年7月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると、続くデイリー杯2歳S(GII)で重賞初制覇。朝日杯フューチュリティS(GI)は1番人気で3着に敗れたが、翌年のシンザン記念(GIII)で重賞2勝目を挙げた。1番人気に推された05年NHKマイルC(GI)で4着など、その後の重賞戦線では苦戦が続いたが、07年高松宮記念(GI)では13番人気ながらスズカフェニックスの2着に好走。しかし近走は不振が続いており、昨年12月の阪神C(GII)12着が最後のレースとなった。通算成績36戦5勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。