17日、東京競馬場で行われた第4回ヴィクトリアマイル(4歳上牝、GI・芝1600m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍)
ウオッカ(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)が好位追走から直線半ばで抜け出し、11番人気
ブラボーデイジーに7馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分32秒4(良)。さらに1馬身差の3着に7番人気
ショウナンラノビアが入った。

レース映像
勝った
ウオッカは、父タニノギムレット、母がJRA5勝の{horse=1993104185:タニノシスター(その父ルション)という血統。叔父に07年の
ガーネットS(GIII)を勝った
スリーアベニュー(牡7、栗東・小野幸治厩舎)がいる。
06年の阪神ジュベナイルフィリーズでGI初制覇。07年は桜花賞(GI)2着から臨んだ日本ダービー(GI)で、牝馬としては64年ぶりの優勝という快挙を達成した。昨年は安田記念(GI)のほか、
ダイワスカーレットとの歴史的名勝負となった天皇賞・秋(GI)を制覇し、JRA年度代表馬に輝いている。今年はドバイのジェベルハッタ(首G2)から始動(5着)し、前走のドバイデューティフリー(首G1)は7着に敗れていた。通算成績21戦8勝(うち海外3戦0勝、重賞6勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。