現地時間6日、米・ベルモントパーク競馬場で行われた米3冠最終戦・第141回ベルモントS(3歳、米G1・ダート12f、10頭立て)は、K.デザーモ騎手騎乗のサマーバード Summer Bird(牡3、米・T.アイス厩舎)が、道中は後方から中団あたりを追走。4角4番手から豪快な末脚を伸ばし、ダンカーク Dunkirkに2.3/4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分27秒54(良)。さらにクビ差の3着に、ケンタッキーダービー馬で1番人気に推されたマインザットバード Mine That Birdが入った。
勝ったサマーバードは、父Birdstone、母Hong Kong Squall(その父Summer Squall)という血統の米国産馬。今年3月1日にデビューし、2戦目(オークローンパーク・ダート8.5f)で初勝利。アーカンソーダービー(米G2)で3着した後、前走のケンタッキーダービー(米G1)は13馬身差の6着に入っていた。通算成績5戦2勝(重賞1勝)。
なお、父Birdstoneは04年の勝ち馬であり、ケンタッキーダービー馬Mine That Birdの父。このレース父仔制覇を果たすとともに、今年の米3冠のうち2冠を制したことになる。