10日、船橋競馬場で行われた第13回マリーンC(3歳上牝、交流GIII・ダート1600m、1着賞金2500万円)は、福永祐一騎手騎乗の4番人気{horse=2000102811:メイショウバトラー}(牝9、栗東・高橋成忠厩舎)が、好位追走から早めに抜け出し、3番人気ストーリーテリングに2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒0(良)。さらに1馬身差の3着に1番人気ヤマトマリオンが入り、2番人気ユキチャンは後方からの競馬となり6着に敗れた。
なお、9歳牝馬の交流重賞勝ちは史上初の快挙。牡馬では、オースミダイナーが12歳時に00年の北海道スプリントC(交流GIII)を勝っている。
勝ったメイショウバトラーは、父メイショウホムラ、母はJRA3勝のメイショウハゴロモ(その父ダイナガリバー)という血統。04年小倉大賞典(GIII)で重賞初制覇。06年にはプロキオンS(GIII)、サマーチャンピオン(交流GIII)、シリウスS(GIII)とダート重賞を3連勝し、07年もかきつばた記念(交流GIII)、さきたま杯(交流GIII)、スパーキングレディーC(交流GIII)、クラスターC(交流GIII)と交流重賞4連勝を飾った。昨年のこのレースを勝っており、今回の勝利は同レース以来1年ぶり。前走のかきつばた記念はスマートファルコンから3.1秒差の6着に敗れていた。通算成績50戦14勝(うち地方23戦7勝、重賞10勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。