18日、荒尾競馬場で行われた第11回九州王冠(3歳上、ダート1400m、1着賞金60万円)は、鮫島克也騎手騎乗の2番人気{horse=2002102779:モエレフェニックス}(牡7、佐賀・西久保政等厩舎)が、スタートから先頭に立つと、直線に向いてリードを広げ、7番人気テイエムカチボシに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分29秒1(良)。さらに4馬身差の3着には4番人気シゲルダイハッカイが入った。1番人気テイエムジカッドは4着。
勝ったモエレフェニックスは、父サンデーサイレンス、母はJRA2勝のイブキピンクレディ(その父ノーザンテースト)。半兄に彩の国浦和記念(交流GII)を勝ったモエレトレジャー(牡8、兵庫・曾和直榮厩舎、父トレジャーアイランド)がいる血統。
04年5月にホッカイドウ競馬からデビューし、同年のクローバー賞(OP、JRA札幌)を制覇。JRA移籍後は06年むらさき賞(1600万下)を制した。その後、南関東を経て佐賀に移籍。今年3月のはがくれ大賞典(佐賀)では3着に入っていた。通算成績50戦7勝(うちJRA23戦2勝、重賞1勝)。