2日、札幌競馬場で行われたUHB杯(3歳上OP、芝1200m)は、横山典弘騎手騎乗の6番人気
ピサノパテック(牡7、美浦・藤沢和雄厩舎)が、道中中団追走から徐々に進出すると、直線で逃げ粘った10番人気
ウエスタンビーナスをゴール直前で捕らえ、同馬にアタマ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分08秒7(良)。さらにアタマ差の3着には8番人気
モルトグランデが入った。1番人気
エーシンエフダンズは12着に敗れている。
勝った
ピサノパテックは、父サンデーサイレンス、母がJRA1勝の
ブレッシング(その父マルゼンスキー)。叔母に
スティルインラブ(03年牝馬3冠)、伯父に
ビッグバイアモン(96年ラジオたんぱ賞-GIII)がいる血統。
04年11月にデビューし、7戦目(福島・芝2000m)で初勝利。07年5月の晩春S(1600万下)を制してオープン入りを果たした。その後は勝ち星を挙げられず、前走のバーデンバーデンCでは1番人気に推されるも5着に敗れており、今回の勝利が約2年3か月ぶりの勝ち星となった。通算成績44戦6勝。