北九州記念、8番人気サンダルフォンが重賞初制覇

2009年08月16日 15:35

 16日、小倉競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第3戦・第44回北九州記念(3歳上、GIII・芝1200m)は、酒井学騎手騎乗の8番人気{horse=2003106278:サンダルフォン}(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)が、中団追走から直線で抜け出し、2番人気レディルージュに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分07秒5(良)。さらに3/4馬身差の3着には1番人気カノヤザクラが入った。

 勝ったサンダルフォンは、父サクラバクシンオー、母はJRA2勝のコウユーラヴ(その父ジェイドロバリー)という血統。半弟に昨年の小倉記念(GIII)2着のダイシングロウ(牡5、栗東・松田博資厩舎、父ダンスインザダーク)がいる。

 06年5月のデビューから4戦目(函館・ダート1700m)で初勝利を挙げ、その後もダート戦で勝ち星を重ねていたが、昨年4月の福島中央テレビ杯(1000万下、福島・芝1200m)で芝初勝利。同年7月のジュライS(1600万下、阪神・芝1200m)を勝ってオープン入りした。昇級後は勝ち星がなく、前走の米子S(OP、阪神・芝1600m)は4着。今回が5度目の重賞挑戦だった。通算成績30戦6勝(重賞1勝)。

 鞍上の酒井学騎手はタフネススターで制した01年カブトヤマ記念(GIII)以来、約8年ぶりのJRA重賞制覇で通算2勝目。管理する松永幹夫調教師はダンスアジョイで制した2日の小倉記念(GIII)に続くJRA重賞2勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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