現地時間23日、仏・ドーヴィル競馬場で行われたジャンロマネ賞(4歳上牝、仏G1・芝2000m、6頭立て)は、G.モッセ騎手騎乗の1番人気アルパインローズ Alpine Rose(牝4、仏・A.ロワイユデュプレ厩舎)が、レディマリアン Lady Marianに短頭差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分05秒50(良)。さらに3馬身差の3着にラブーム La Boumが入った。
勝ったアルパインローズは、父Linamix、母Fragrant Hill(その父Shirley Heights)という血統の仏国産馬。全兄に98年サンクルー大賞典(仏G1)を勝ったフレグラントミックス Fragrant Mixがいる。
昨年5月にデビューし、2戦目で初勝利。今年5月のコリーダ賞(仏G2)で重賞初制覇を挙げると、兄妹制覇が懸かった前走のサンクルー大賞典ではユームザイン Youmzainら牡馬の強豪に先着し、スパニッシュムーン Spanish Moonの2着に入っていた。通算成績10戦4勝(重賞2勝)。