2日、園田競馬場で行われた第6回園田チャレンジC(3歳上、ダート1400m、1着賞金200万円)は、北野真弘騎手騎乗の1番人気ホールドマイラヴ(牝5、兵庫・野田学厩舎)が、先団追走から徐々に進出すると、直線に向いて鋭く抜け出し、4番人気ラガーリーダーに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分27秒4(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気アルアルアルが入った。
勝ったホールドマイラヴは、父ホワイトマズル、母はJRA2勝のキョウエイクロップ(その父ヘクタープロテクター)という血統。07年7月にJRAからデビューし、2戦した後に兵庫へ移籍。その後再びJRAに移籍し、兵庫への再転入後は昨年秋から今年春にかけて7連勝を飾るなど活躍。今回の勝利が重賞初制覇となった。通算成績32戦13勝(うちJRA6戦0勝、重賞1勝)。
元高知競馬所属の北野真弘騎手(40、兵庫・野田学厩舎)は、今回が兵庫移籍後の重賞初制覇。高知所属時には98年の第1回黒船賞(交流GIII)をリバーセキトバで制したほか、高知リーディングに7回輝いており、その後一旦騎手免許を返上し、兵庫での1年間の厩務員生活を経て04年に再び騎手免許を取得していた。