6日、小倉競馬場で行われた小倉2歳S(2歳、GIII・芝1200m)は、鮫島良太騎手騎乗の2番人気ジュエルオブナイル(牝2、栗東・荒川義之厩舎)が好位追走から4角で先頭に並びかけると、迫る5番人気ダッシャーゴーゴーの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分09秒0(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には4番人気オレンジティアラが入った。1番人気サリエルはスタート前に馬装整備のため外枠発走となり、4着に敗れている。
勝ったジュエルオブナイルは、父デュランダル、母がマルセルブサック賞(仏G1)を勝ったレディオブチャド(その父ラストタイクーン)という血統。8月1日のデビュー戦(小倉・芝1200m)はファイティングピサの2着に敗れたが、2戦目の未勝利戦(小倉・芝1200m)を快勝し、ここに臨んでいた。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。この勝利が新種牡馬デュランダル産駒のJRA重賞初勝利となった。
鮫島良太騎手はプレミアムボックスで制したCBC賞(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算5勝目。管理する荒川義之調教師はチェレブリタで制した京都牝馬S(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算3勝目。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。