9日、荒尾競馬場で行われたJRA交流の九州産馬限定重賞・第13回霧島賞(3歳上、ダート1500m、1着賞金800万円)は、吉田隆二騎手騎乗の6番人気カシノヨウスケ(牡4、栗東・須貝彦三厩舎)が、2番手追走から4角で先頭に立つと、直線に向いてリードを広げ、1番人気テイエムヨカドー(JRA)に4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分33秒9(良)のコースレコード。さらに7馬身差の3着には4番人気テイエムジカッド(荒尾)が入った。
勝ったカシノヨウスケは、父コロナドズクエスト、母はJRA2勝のカシノリファール(その父Septieme Ciel)という血統の鹿児島産馬。07年7月に小倉でデビューし、9戦目となった昨年1月のミヤマキリシマ特別(荒尾・ダート1400m)で初勝利。昨年8月の大隅特別(荒尾・ダート1400m)、前走のえびの特別(荒尾・ダート1400m)と、JRA所属馬ながらこれまでの3勝すべてを荒尾でマークしており、今回が重賞初制覇となった。通算成績22戦4勝(うち地方8戦4勝、重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。