20日、盛岡競馬場で行われた第11回ジュニアグランプリ(2歳、芝1600m、1着賞金400万円)は、五十嵐冬樹騎手騎乗の3番人気ボヘミアン(牡2、北海道・桑原義光厩舎)が、中団追走から直線に向いて伸びると、逃げ込みを図る1番人気ロックハンドスターをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分39秒4(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には8番人気リュウノボーイが入った。
勝ったボヘミアンは、父スウェプトオーヴァーボード、母はイエローリボン招待S(米G1)勝ち馬のオーブアンディアンヌ(その父Bluebird)という血統。半兄に06年デイリー杯2歳S(GII)3着のマルカハンニバル(父スペシャルウィーク)がいる。今年6月のデビュー戦(門別・ダート1700m)を4馬身差で快勝。続く2戦はそれぞれ5着、4着に敗れており、今回が初めての芝でのレースだった。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。