7日、川崎競馬場で行われた今年最初の南関東2歳重賞・第8回鎌倉記念(2歳、南関東G3・ダート1500m、1着賞金1000万円)は、坂井英光騎手騎乗の5番人気ナンテカ(牡2、北海道・角川秀樹厩舎)が2番手追走から直線で抜け出し、3番人気ドラゴンキラリ(船橋)に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒2(不良)。さらに3/4馬身差の3着にはJRAの岩田康誠騎手が騎乗した1番人気ブンブイチドウ(北海道)が入った。
勝ったナンテカは、父スマートボーイ、母はJRA1勝のウエスティンタイム(その父ブライアンズタイム)という血統。今年6月の門別でのデビュー戦を6馬身差で圧勝。2戦目は3着に敗れたが、その後オープンを2連勝してここに臨んでいた。通算成績5戦4勝(重賞1勝)。
なお、管理する角川秀樹調教師、馬主の(有)グランド牧場は、このレースの約20分前に門別競馬場で行われた2歳重賞・サンライズCもビッグバンで制しており、同日に2つの競馬場で重賞制覇という快挙を達成した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。