79年の日本ダービーを制したカツラノハイセイコ(牡33)が8日、栃木県那須塩原市のJBBA那須種馬場で老衰のため死亡したことがJRAより発表された。
カツラノハイセイコは、父ハイセイコー、母コウイチスタア(その父ジャヴリン)という血統。現役時代は父ハイセイコーの成し得なかった日本ダービー制覇を果たしたほか、81年天皇賞・春を制すなどの活躍を見せた。通算成績23戦8勝(重賞4勝)。
現役引退後はJBBA七戸種馬場や下総種馬場において種牡馬として供用され、ユウミロク(カブトヤマ記念-GIII、オークス-GI・2着)や、テツノセンゴクオー(東京記念-大井、金盃-大井)などを輩出した。