京都府警が14日、JRA元騎手、元調教師の田原成貴容疑者(50)を、覚せい剤取締法違反及び大麻取締法違反の容疑で逮捕していたことがわかった。
田原成貴元騎手は78年にデビュー。93年有馬記念(GI)をトウカイテイオーで、95年菊花賞(GI)をマヤノトップガンで制するなど、JRA通算1112勝(うち重賞65勝)を挙げた。騎手引退後は調教師となり、00年弥生賞(GII)をフサイチゼノンで制している。
01年10月に銃刀法違反、覚せい剤取締法違反で逮捕され、東京地裁にて懲役2年、執行猶予3年の判決を受けており、JRAは田原容疑者の調教師免許をはく奪、競馬への関与を停止する処分を科していた。